スタジオシステムが灰に消えたあとの路上映画録

葛西祝の路上を記録した映画についてのテキスト

2020年代の路上の映画

石井岳龍の『箱男』と暗喩の無い不条理の問題

インディペンデント。ロック。前衛。石井岳龍監督の映画『箱男』を観ると、日本で80年代以降から活躍を始めた映画監督の問題について考えてしまう。その問題とは、作品の中に社会や世界への暗喩を込められないことである。 安部公房の小説『箱男』が、その不…